バンクイックカードをなくした時にすること

バンクイックカードを盗難したらしなければいけないこと3箇条

バンクイックのカードは盗難された場合、すぐに対処しないと大変なことになります。今回は、万が一、カードが盗難にあった場合にするべきことを説明します。やるべきことは大きく分けて3つあるので、順を追って説明します。

まず、バンクイックカードは紛失が発覚した時点で、そのカードの効力を無効にしなくてはいけません。これはクレジットカードの場合と同じです。カードを紛失した場合は、第三者に不正利用されるのが最も危険なケースです。クレジットカードと違うのは、商品を買われるのではなく、現金を下ろされてしまうことです。そのため、紛失してから数時間が勝負になります。カードが無効になるまでに不正に使われたクレジットカードは保証制度によって、対象商品の支払いを免除されることが多いのですが、バンクイックカードは違います。

たいていの場合、カードを失効させる前に引き落としがあった場合、それが本人でなくても、引き落とされた金額の返済義務が生じます。そうならないためには、必ずカード会社に盗難の証明をする必要があります。そのため、不正利用されるかどうかは時間との戦いになります。無くしたかもしれないと、無駄に探す暇があったら、すぐに対象のカスタマーセンターやカード会社に連絡して、カードの失効手続をとるべきです。

やるべきことの2つ目は、警察への連絡です。バンクイックカードが盗難にあった可能性がある場合、警察への連絡は必須です。泣き寝入りは絶対にしてはいけません。バンクイックカードは個人情報を引き抜くこともできるため、不正利用をされただけでは被害がすまない場合もあります。必ず盗難届けを出すことをしてください。被害が拡大しないように対処するのは警察を頼るのが一番です。この行為は、第三者に不正利用された時に、被害額の支払い免除の申請をする際の条件でもあります。

そして、最後が再発行の手続きをすることです。意外と見落とされやすのがこの再発行の手続きです。再発行には時間も費用もかかる上、以前のカードが出てくるかもしれないなどと考えて、再発行しない人がたまにいます。これも危険です。カードの執行手続きをしたら、そのまますぐに再発行を依頼しましょう。ただの紛失で、再発行後に、以前なくしたカードが見つかった場合は、その古いカードを処分すればいいだけです。再発行にかかる費用など、不正利用された時の損失に比べたら、なんということもないのですから。